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勉強好きになる唯一の方法

 2018/08/08 勉強 子育て 書籍
この記事は約 3 分で読めます。 1,912 Views

7/28のイベントでは、台風が接近する中、多くの方に参加していただきました。

ここで強調したのは、
「人間は、生まれたときは全員勉強好き」ということです。

子どもはみんな勉強好きなのですが、とあるタイミングで勉強嫌いになってしまうのです。

 

では、一度子どもが勉強嫌いになってしまったら、どうやって勉強好きに戻せばいいのでしょうか?

 

答えは単純です。勉強嫌いになる最大の理由は

「分からない」「できない」からなので、

分かるようになればいい。できるようになればいいのです。

 

当たり前であるし、それができれば苦労しないと思う方も多いでしょう。

しかし、このように吹っ切れないから遠回りをしていまうのです。

 

一般には、

勉強の意義や目的が分かると→勉強好きになって→勉強ができるようになる

と考えられています。

だから、子どもに勉強好きになってもらいたいという親や先生は、勉強の必要性や意義を必死に子どもに説きます。

いかに勉強が将来役に立つかとか、どれだけ科学が社会に貢献しているかとかを説明します。

しかし、現実は反対向きです。

 

勉強ができるようになると→勉強が好きになって→勉強の意義や目的も分かってくる

という方が自然な順番なのです。

 

勉強好きになりたければ、勉強の目的が分かりたければ、まずは目の前の勉強を「できるようにする」「分かるようにする」のが最短の道のりです。

 

イベントでは、勉強を「できるようにする」「分かるようにする」この夏休み最善の行動は何かという話をしました。

 

夏休みに一番必要な勉強は、塾の夏期講習でも自由研究でもありません。

誰でもできるのに誰もやらない勉強方法なのですが、一番必要なのは

一学期のテストの見直しです。

テストの見直しが非常に効率的な勉強方法であるということは、こちらの記事でも書きました

 

一学期のテストを見直すというのは、非常に後ろ向きな行動に見えます。

一学期でた問題は二学期のテストにでませんし、過去より未来を見て生きた方が楽しそうです。

 

しかし、テスト問題で重要なのは問題そのものや知識ではなくて、出題者の意図自分の理解です。

出題者の意図と自分の理解が一致していれば100点がとれますし、ズレていれば点が悪くなります。

出題者の意図は、一学期でも二学期でもそんなに変わりません。一学期に出題者の意図を理解できれば、二学期になっても理解できるのです。

 

何よりも、一学期のテストを見直すことで、確実に「分かること」「できること」が増えます。

増えた分だけ勉強が好きになって、好きになると、勉強の本当の意義や目的も見えてきます。

 

勉強好きになる唯一の方法は、一つでも「分かること」「できること」を増やしていくことなのです。

 

 

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